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MOON BASE

20xx年、月面にて。

20XX年。人類がアポロ計画のもと月面に降り立ってから半世紀以上の時をへて、ついに各国は協力体制を整え「ムーンベースプロジェクト」を始動させた。移動式研究棟と積層リングモジュールを活用した6カ年にわたる月面基地の構築開始を目前に、開発者たちはプロジェクトの主導権をかけて準備を開始する…。

 

このゲームは月面を舞台にした二人用のアブストラクト系ゲームです。6ラウンドで進行します。プレイヤーは、ラウンドごとに「リングモジュール」を補充し、クレーターに配置したり積み重ねたりしながらムーンベースを構築していきます。3色のリングをうまく使って自分の色が有利になるように進めていきます。各ラウンドの終わりに「居住区」「資源施設」を建設するとポイントになりますが、ときに「移動式研究棟」を効果的に動かしながら、6ラウンド終了時に獲得できるボーナスポイントも狙っていきます。最後に合計ポイントが多いプレイヤーが勝利します。

MOON BASEの5つの特徴

<特徴1>ユニークな月面ボード

月面ボードの印象的なクレーターがこのゲームのマス目です。クレーターは重なり合っているため、こちらにリングを置けばあちらの目が、あちらにリングを置おけばこちらの目がつぶれます。リングをどのクレーターに置くか、置かれるかによって、盤面の状況が変化しゲームプランに影響します。気になるクレーターは早い者勝ち!

<特徴2>積み重ねる立体ゲーム

ムーンベースを構築するリングモジュールは二段三段…と積み重ねていきますが、そのとき置く位置が後々の手番に影響をおよぼします。戦略的なゲームですが、アナログゲームならではのプレイ感がミックスされています。「このリング、もう少し内側に置いておけばよかった!」と楽しく後悔してください。

<特徴3>ランダムなセットアップ

アブストラクトなゲームですが、リングモジュールの準備はランダムに行います。
でもゲームが始まってしまえば、自らの選択と決断だけが頼りです。全てのリングモジュールは開示されているので、どのリングを選び取るのか?次のラウンドを見通し相手の動きを読んで、ランダムを必然に変えてください。

<特徴4>終盤になるほど盛り上がる攻防

各プレイヤーは、4手×6ラウンド=計24手だけで競います。最終ラウンド後の状況によってボーナスポイントが獲得できるので、終盤になるほど攻防が熱くなります。逆転を決める意外な一手をみつけてください。

<特徴5>完成した月面基地に未来を想う

ゲーム終了は同時にムーンベースが完成するとき。競争の末に出来上がったボード上の見事な光景は、ライバルとの共作です。夜空の月を眺め、やがてくる未来へ想いを。

Project Cordination: Nozomi Obinata
Photo: Hiroaki Seo

ゲームデザイン

Naotaka Shimamoto

グラフィックデザイン

Yoshiaki Tomioka

プレイ人数

2人

プレイ時間

30分〜

対象年齢

9歳〜

箱サイズ

190*190*55mm

ルール説明書

日本語

Category
GAMES